故郷の医療から、日本の医療を変える

故郷の医療から、日本の医療を変える

開業のきっかけを教えてください

病弱だった祖母が町のお医者さんから優しくしてもらっていたのを見ていたので、漠然と地域に根ざした「町のお医者さん」になりたいと考えるようになりました。
病院で勤務していた時代は、手術を担当することが多く、患者さんに向き合うというよりは、ひたすら手術をこなしてるといった状況でした。例えば、前立腺がんであれば、ロボット手術をやって、こうやって治療する、といったマニュアルに則って取り組むといった状態ですね。患者さんも手術したことで結果的に良くなるので、もちろん患者さんのためにはなります。ただ、マニュアルに則るばかりでなく、一人一人患者さんと向き合いたいと思うところから開業を志しました。

開業まではどういった経緯でしたか?すぐに開業に向けて動かれたのでしょうか。

医師になり、漠然と開業するなら40歳までに開業したいと考えていました。現実的に開業しようと思ったのは、35歳の頃。そこから4年後、実際に開業しました。特に開業までの1年は開業準備に注力していました。
開業までには、常勤だった病院以外の総合クリニックとかでも働かせていただいて勤務医として主に診療していた泌尿器科以外に、内科、形成外科等も勉強しました。
千葉で開業したのは、兄が千葉大出身で、私自身も千葉の近くの小岩出身であったことから、千葉には馴染みが深かったからです。研修も千葉医療センターを選びました。当院は以前勤務していた総合病院の隣駅でして、今まで来ていただいてた患者さんがいらっしゃるので、その方々のためにもできるだけ近いところで開業しようと考えていました。

実際に開業してみて、良かったことはありますか。

良かった事としては、「医療法人社団思いやり」を立ち上げて、自分の理念である、思いやりを提供する医療、を目指せていることだと思います。勤務医であれば、自分の目指すものがあったとしても法人が目指しているものが異なれば、納得いかない部分が出てきてしまいます。

実際に開業してみて、大変なことはありますか。

大変だったことは、医師の採用と、マネジメントをすることですね。
医師の採用については、基本的には採用ページを充実させ、応募いただくことがメインです。人から紹介してもらうとか、Youtubeを見て就職した先生もいましたが。
また、スタッフのモチベーションをマネジメントすることが、開業して一番大変でもありつつ、やりがいのある部分だと思います。基本的に一般企業でもそうだとは思いますが、人間関係が原因で辞めてしまったりすることがあると思うんです。やめる原因は「人」であることが多いと思うので、3ヶ月に一回クリニック全体で研修を行っています。研修では、否定禁止やプラストーク等、とにかくマイナスなことは言わないようにと伝えてます。
こういったスタッフのモチベーションを維持することは、スタッフを離脱させないだけでなく、患者さんへ思いやりのある医療を提供できることにも繋がります。患者さんはマイナスな感情を持って来られる方が多いので、それをプラスにするのが私達の役目だと考えています。スタッフが疲弊していたら、患者さんがマイナスの状態から抜け出せませんので、研修や私との1on1を通して、スタッフのクオリティを保てるようにしています。

先生ご自身やクリニックでSNSを多くやられていますが、集客への影響はありましたか。

SNSで発信するとメディアからの問い合わせが来て、そのメディアを見た方が来院されるといった流れはあります。SNSに注力をし始めたのはここ1年ほど。Youtubeチャンネル登録者数は約1万6千人となりました。(2024年1月現在)
今年は頑張って銀の盾(登録者10万人)を目指したいです。他のSNSからの流入や本を出版したこともありますが、Youtubeをやっていると、テレビや週刊誌からのお問い合わせが多いです。SNSに力を入れているのは、自分自身の夢の準備の一つとして、影響力が大切だと考えているためです。

ご自身の夢の準備、とおっしゃっていただきましたが、窪田先生の「夢」について教えてください。

私のミッションとしては、人々が明るく楽しく健康で長生きできる社会を作ることです。長生きしても健康じゃないと意味がないと思っています。
そのための取り組みの一つとして、予防治療の啓発をして、病気にならないようにすることが大切だと考えています。現在では、予防治療の啓発の取り組みとして、一般社団法人日本予防医療推進協会に所属し、地域の方に健康セミナーなど行っています。予防医療は健康に長生きするためにも、保険診療が行き詰まっている日本の医療の現状からしても、重要な方針だと考えております。
最終的な私の目標としては国会議員となって日本を変えることです。
今の日本の医療制度や仕組み自体、様々な評価があると思いますが、国の医療を変えるためには行政に入らないと分からないこともあると考えています。国の医療を変えるために、まずは地域医療を整え、地域に根ざした医療を提供できる法人を目指し、クリニックの運営をしています。いつかは、スタッフを増やして、法人の運営をマネジメントだけに徹することができるようになれば、この夢に進みたいと思っています。
また、予防医療の啓発をしていき、明るく楽しく健康な人生を多くの人に提供できるようにすることが私の人生のミッションです。

受診を検討されている方にメッセージをお願いします。

私たちのクリニックでは、泌尿器科、皮膚科、内科、美容皮膚科を含む幅広い診療を提供し、地域社会の健康を支えています。私たちは、保険診療はもちろん、医療脱毛やシミ治療などの自費診療サービスも提供しており、患者様の内面と外面の両方に対応することで、全面的な健康と美をサポートしています。健康診断で問題が見つからなくても、心や体に潜む不調を感じている場合は、私たちがその悩みを解決するためのサポートをします。患者様だけでなく、一度は診療を受けたお客様も、健康で美しい生活を送れるよう、継続してサポートしていきたいと考えています。つまり、当クリニックは、病気の治療だけでなく、健康で美しい生活を送るためのパートナーとして、皆様の健康をトータルでサポートする医療機関を目指してまいります。今後ともよろしくお願いいたします

会社概要

                 
会社名 くぼたクリニック松戸五香
本社所在地 千葉県松戸市常盤平5丁目18-1 五香第一生命ビル 1F
創業 2017年
代表者名 院長 窪田 徹矢
WEBサイト https://www.instagram.com/kubotaclinicmatsudogoko/
業種 医療・美容
事業概要 泌尿器科・内科・皮膚科・美容皮膚科
Youtube https://www.instagram.com/kubotaclinicmatsudogoko/
Instagram https://www.instagram.com/kubotaclinicmatsudogoko/

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